昭和41年06月06日 夜の御理解
徳は得なり、徳と言うのは、御神徳の徳。それから得なりの得は、得るとき得するということですね。行人偏に日を書いて一書いて、寸が書いてあります。本当のおかげ。神様があの、どうぞ信心しておかげ受けてくれよと仰るのは、どうぞ信心して徳を受けてくれよということ。ですから徳にその得なりである。徳におかげを受けてくれよと。そこんところを一つ分からせて頂かなければならん。
それでその徳と言う字を分解してみる、ね。徳は得なりと。ただお徳を受けずに受けるおかげと言うのは、それは大したことは無い。先ず徳を受けなければいけん。そしてその徳に伴うて来るおかげなら、これはおかげである。そこでその徳は得なりと言う、その得を受けるために得と言う字を、あの分解してみると行人偏があるですね、行人偏そしてそれには、日一寸と書いてある。ね。それはどういうことになると思いますか。ね。日々を、ね。日々を大事にしていくということです。ね。
もうその日その日を大事にしていくということ。どんなに人の真似の出来んごたる修行が出来ましても、あとほっとその疎かにしてしもうて、おかげを落とす人がある。ね。それこそうまずたゆまず、日々を大事にしていく。ね。しかもそれは、その日書いて、一寸と書いてある、ね。ちょっとと書いてある。日々ちょっとした心がけで出来るという事である。行と言うのはこれが徳なんである。これはもう言うまでもないことなんですけれども、私共はそこんとこを一つ、そうだと思い込んどかんといかん。
どんなに信心修行が、素晴らしい修行をして頂いても、ね。それをみんな一遍にご破算にしてしまうような、難儀なことがあったりしたんでは、何時までたっても、本当のおかげになってこない。先ず徳を受けなければならない。例えば日々を大事にするということ。ね。行、ね。行と言うのはもう日々をです大事に。しかもちょっと心掛けること。ちょっと心掛けてさえおけば、それが出来ること。そういうところから徳を得るのです。徳を得られるのです。
その徳を身に付けて見についたその徳が、おかげになってくるという様なおかげが、その本当のおかげである。どうぞ徳と言う字は、皆さんが御神徳の徳ですから、ね。こらまぁ神様の方へ任しておくて良か。神様が下さるものですから。私共がそれを頂かせて頂くために、一つこの徳と言う字を一つ、心の中につもうとかないけん。行人偏に日々を、いわばちょっとした心がけで、大事にするという様な事。それが得になるのです。いわば得るおかげになるのです。と言うことですよね。
どうぞ。